北広島かおり幼稚園

新着情報

"みんな大好き会"

2021-02-26

 先週、”みんな大好き会”(発表会)がありました。新型コロナウィルス感染対策のため、入れ替え制、時間短縮等で、何時もより制限が多く、園側からすれば、もっとできることはないかという思いの会でした。
 にも拘わらず「うんとこしょ!どっこいしょ!」絵本から劇遊びに発展した発表を元気いっぱい繰り広げていました。制限があっても子どもたちにとっては今年度の大切な発表会の1日。この1日が子どもたち、一人ひとりにとっては大切な特別な1日。
 観覧はご家族お二人まででしたが、たくさんの拍手をいただいて精いっぱい頑張ったその背中はいっぱいの自信であふれていました。制限があっても、その中での精いっぱいが、子どもたちの成長へとつながるように!と望んでいます。
 2021年度も制限の中での保育になると予想していますが、今年度を踏まえて、更に知恵を使い、工夫して喜びあふれる保育を展開していきたいと考えています。

マニュアル

2021-02-10

 マニュアル、説明所や見本がなければ動けない、わからない方々が増えてきているような気がしていました。失敗してもいいから、やってみることや、自分で考えて作り出していってほしいと思いつつ、1から10まで事細かく教えることが必要としていました。
 しかし、2020年度、コロナ禍にあっては誰もが初めてでわからないことが多く、何もない所から試行錯誤し、互いに知恵を出し合い、やり直しをしながら、保育を行ってきました。マニュアルがあることが当然な中で育ってきた方々にとっては大変だったと思います。でも、この1年を通して、何とか工夫をし、互いに話し合っていく中でも、答えにたどり着けることを体験したのは、とても貴重なことだったと思います。そして、人生、何が起こるかわからない中、ゼロから試行錯誤しながら物事をつくり上げていけることが分かったのはこれから起こってくることに対して、わずかであっても、希望がわいたのではないでしょうか?これはコロナ禍にある良いことの一つとして数えてよいのではないでしょうか?

一日入園

2021-02-02

 今日は一日入園でした。感染対応をしながら、新入園の子たちも自らアルコール消毒をする習慣ができていて。環境の変化は人の習慣や生活を変えていくものだと思わせられます。いつもなら、在園児とフォークダンスや手遊びなどをしてかかわりを持ちながら、新しい子たちを歓迎していることを伝えます。でも、今回は写真でもわかりますが距離を取り、接触しないようにお互いをお互いが守りながらの一日入園でした。少し、春めいた明るい日差しの中で制限のある中でしたが、園に期待をもってもらえたのではないかと、信じて。

リモート研修

2021-01-19

 北海道医療大学の教授の方からリモートで感染症対策についても研修を受けました。テレビや、教育機関からの情報から知識もそれぞれ得て、日々、感染予防を行っていました。にもかかわらず、やはり、直接お聞きして、質問し、すぐに答えていただけるのはとても勉強になりました。
 今年度も3学期を残し、新年度に入りますが、新年度も保育や行事は今年度を踏まえ、感染予防対策をしながらの保育を考えていきます。制限の中でも子どもたちの方が楽しみ方はとても上手でした。であれば、想像力、感性を豊かに育てていくために保育者として腕を上げなければなりません。
 講師からも最後に「先生たちも感染に気を付けて明るく頑張ってください。」とおっしゃられ、そこが基本だなと気づかされました。ある程度の見通しが立っている今なら、前を向き、明るく子どもたちを迎え、日々過ごせると勇気が湧きました。きっとこの気持ちの持ち方ひとつで今の時を子どもたちと、保護者の方々と乗り越えていけると思います。

明けましておめでとうございます。

2021-01-07

 皆様どのようなお正月を迎えたでしょうか?新型コロナウィルスに世界中が翻弄され、振り回された2020年。2021年の新しい年もまだまだその戦いは続きそうです。
 世界中での1日も早い収束を願っています。コロナ禍にあって、様々なことに気づかされ、学ばされ、今までにない感情や感覚、考え方にも出会いました。その中で、今までも感じていたことではありますが、一人ひとり感じ方、とらえ方が人それぞれ、国それぞれなのだということ。医療関係者の方々が家にも帰れず、日夜奮闘している中、控えてくださいと言われている多人数によるお酒を伴う飲食を行う方々。私たち、教育に携わる者も子どもたちに感染しにくいと言われていても細心の注意を図り、ウィルスの除去、感染防止を努力していても、一方で守らない方々がいらっしゃることが大変残念です。なぜ、自分のこととして、自分の家族のこととして考えられないのでしょう?相手の身になって考えることこそ、相手を守り、自らをも守る教育であり、日常で行われなければならないことだと思います。更に保育の質を高めることは人としての質を高めていく。それは年収が高いとか、高学歴を求めるより一番初めの目的です。まずは相手の身になって考えられることを伝えていく保育を私自身、園全体で取り組んでいきたいと考えています。
 今年もよろしくお願いいたします。

全ての事に感謝します。

2020-12-23

 今年を振り返る時期になってきました。今年はどなたにとってもコロナで始まり、コロナで終わる。そしてまた新年もコロナで始まると多くの方々が予想していると思います。
 感染された方々、亡くなられた方々には理解さえできない大変な経験をされたと思います。医療従事者の方々にとっては想像の範囲を超えています。本当に心から感謝し、毎日の任務が果たせるよう、祈るばかりです。頑張りすぎないで!と思っていても現実には頑張らなければならない日常の中、癒しと労りがあるよう願っています。
 目の前にある現実は納得できない理不尽な事柄が多くても聖書の中に「全ての事において感謝しなさい。」とあります。信仰を持っていても、これは難しいことです。でも、小さなことから、感謝なこと、嬉しかったことを探していく時、感謝な思い、喜びは重なっていきます。そして喜ぶ心、思いに感謝な思いが湧いてきます。この振り返るときに良いことをできるだけ探す努力をすることで、きっと嬉しい思いは広がるはず。大変な年の終わりであり、大変な年の始まりではありますが、できるだけ明かるく、終わる年に感謝し、来る年に期待をして行きましょう!

クリスマス Ⅲ

2020-12-10

 クリスマスを分散し、2回にわけ、明日はその2回目。年長組の保護者の方々に観ていただきます。
 クリスマスはペイジェントを行います。聖書に書かれてある記事に従って、イエス様のご降誕のあらましを劇にして子どもたちが演じます。たどたどしいセリフや堂々としたセリフ。それぞれ一人ひとりの子どもたちの個性があふれています。それでも、ちょっと噛んでしまったり、言う順番を間違えたり、歌の歌詞がいれちがったり、本番の中で様々に小さなミスがあります。でも間違わないで立派に行うこと、上手なものを見せることがが目的ではありません。子どもたちが演じている意味をしっかり理解して、伝えることに重きを置いてます。そして、ミスをした時にそこから、しっかりやり直す、自分で考え、対処していくことが大切です。前回はそこが見事にできていました。間違った、失敗したと落ち込む子もいます。でも、この幼児期に取り返しのつくことで多くの失敗や間違いを経験しながらその対処の仕方、立ち直り方を学んでいくことは、1回ですべてうまく成功するよりもどんなにか生きていく上での力をつけていくことか?子どもたちは見事に自分たちの失敗を対処していきました。周りの私たちもうまくできることだけではなく、そこから立ち直っていくことに目をむけ、認めていくことが大切だと思います。

クリスマス会 Ⅱ

2020-12-04

 今日はクリスマス会の総練習。クリスマスの意味をそれぞれに知り、自分たちの役割をしっかり果たし、演じている子どもたち。ヨセフとマリア。羊飼いたち。天使たち。博士たち。王様と家来たち。難しいセリフも頑張っています。できることだけ、安心して行うことも、それぞれにちょっとできない事に挑戦しながら、乗り越えていく経験もこの年齢の子たちには必要です。みんなに観られて恥ずかしいことも、誉められながら、失敗しながら、できなくても認められていくことの小さな繰り返しの中で自己肯定感を少しずつ積み上げていきます。
「今日ね、幼稚園たのしかった!みんながねももさんの踊りを見てくれて、拍手をいっぱいくれたよ」こんな毎日を積み上げていけるよう更に一人ひとりの子どもたちをよく見ていきたいと思います。
 そして例年と絶対的に違うのがマスクです。マスクを着けての”諸人こぞりて””きよしこの夜”今年の特色であり、天災等の災害と同等に忘れてはいけない新型コロナ感染。そしてここから学んだ多くのことを後世に残していく責任が私たちにはありますね。

クリスマス会 Ⅰ

2020-12-02

 当幼稚園は来週、8日と11日に2回に分けてクリスマス会を行います。今年は行事について根本から考えなければならず、準備はいつもの倍くらいの話し合いが必要です。クリスマスはキリスト教保育を行う上でとても大事な行事であり、日々の保育の中で大切に向かい合っています。子どもたち自身もこの時期を楽しんで喜んですごしてほしいと願っています。ただ、サンタクロースからのプレゼントが楽しみなだけではなく、イエス様のお誕生のお祝いを喜んでほしいと願っています。
 一つの心配はお天気。「このまま雪が積もらなければ、園庭にお母さん方の車を止めれるんだけどなあ」と私がつぶやくとそれを受けて、年長組のA君が「雪が降っても僕たちが雪をはねてあげるよ!な!M君」「おう!やってやるよ!」となんと頼もしい言葉。いろいろなことができるようになっただけではなく、誰かのために自分の出来ることをしようと思う大切な心も育っていてくれました。本当に感謝です。

クリスマスはすべての人の喜びです。

2020-11-20

  「サンタさんにはお母さんに勝手もらえなかったものを頼むんだ!」
 子どもたちにとっては楽しみな時に入ってきました。子どもたちはまだまだ受け身で、何かをしてもらう、何かをいただくのは当たり前の時期です。それでも少しづつ、誰かの喜びのために何かをしてあげることが自分の喜びになってきます。
 それぞれがどのようにクリスマスを祝うかは様々ですが、今年はすべての人に祝福のクリスマスが来てほしいと心から願っています。目の前の状況が大変でも、希望が見えなくても、必ず、解決が来ることを信じて!

参観日

2020-11-06

 11月4日、5日、6日と参観日を行いました。いつもなら1日に全クラスの参観を行いますが、今回は3回に分散しました。各クラスに入っての参観は密になりますので、すべてホールで行える、リズム遊びや縄跳び、ゲームなど。できるだけ日常の子どもたちの姿が見られること。集団の中でその子自身がどう、関わっているか?を見ていただければと考えました。子どもたちは保護者の方々に見ていただいているので嬉しい反面、少し緊張もしつつ、何時もよりおりこうさん?で頑張っていました。ゆり組さんは前回お知らせした人形劇も観ていただきました。自分たちで考え、準備してきたものを観てもらうのはとても誇らしいと見えてそれぞれに自信をもって自分の役割をこなしていました。こうして自己肯定感が育っていきます。保護者の方の拍手に認められたことを確信し、次には何を展開するのか?楽しみです。
 このひと時もいつもの何気ない1日1日の積み重ねの上にあります。ここにきて頑張れる、できるのではなく、生まれる前からのご家族の温かいかかわりの中から育まれてきたものです。子育ては今だけ見ると、変化のない退屈な繰り返しに思えますが、2,3歩後ろにさがってみると、それは未来に繋がるなくてはならない大切な1日の積み重ねです。保護者の皆様、毎日ありがとうございます。必ず、その手が祝福されます。子どもたちの成長に報われます。コロナ禍にはありますが必ず収束することを信じて。

感謝の会

2020-10-29

 例年この時期に収穫や日々の守りに感謝することを子どもたちと確認するために感謝の会を行っています。いつもは保護者の方々と一緒に、世界の中には貧困や戦争等で6秒に一人大人にならないうちに亡くなって行く子どもたちの事や、災害に会って困っている方々のこと等スライドや動画などを見て何を感じ、何を考えたかを話し合っていました。お昼には恵に感謝して保護者の皆さんも一緒にカレーを食べていましたが、今年はコロナ禍にあり、子どもたちだけで行いました。
 今年のテーマは”水”保育者が様々な関係各所から集めてきた資料を基に視覚教材を作成し、世界中では汚い水しか飲めない国や水道がない国があることを子どもたちに知らせ、3才4歳5歳なりにその大変さを考えました。そして私たちは本当に恵まれていることに感謝しつつ、私たちにできることはなにか?話し合いました。「服や食べ物を送ってあげる」「蛇口を作ってあげる」等子どもたちなりに精一杯考えた答えが出てきました。
 誰かの役に立てるよう成長してほしいこと、世界中の子どもたちが平和に過ごせるようにと切に祈らせられました。

人形劇

2020-10-28

”動物幼稚園のかくれんぼ”
 今日は10月生まれのお友達のお誕生会でした。ゆり組さんが自分たちでお話を作り、ペープサートを作って人形劇を見せてくれました。9月の末に大きなホールでプロの俳優さんによる人形劇を見てきたのが刺激になって、子どもたち自身でさっそくお話しから、背景、小道具大道具と作り、今日の発表になりました。
 さすがに自分たちが0から考え、造り、発表しますので、セリフの言い方や声の出し方、進行など、それぞれに自信をもって一人ひとりが生き生きと自分の役割を果たしていました。
 どうしても発表会などは指導側から降ろしていったお話しや役割、そして練習と子どもたち自身の創造性、想像性、自主性を育て、引き出していくことが難しくなっていきます。今回の発表を観て、子どもたちの自発的な活動から保育が創られいく様子を見られ、そこに確実に成長し、豊かな日々を過ごしていることが伝わってきました。

地震避難訓練

2020-10-20

 地震避難訓練を行いました。毎回行う中で、足りないことや、必要なことにを気づかされ、子どもたちよりも私たち教職員が踏まえていなければならないことが多いことに気づかされます。何度か重ねてきた中で、今日は1回目の地震の後もう一度揺れが来て、外に避難をするまでを計画しました。「地震だよ。ダンゴムシになるよ!」の言葉に子どもたちは素早く頭を抱えてダンゴムシになるようになってきました。その後、子たちの点呼をしてその時点で来ている子たちの確認をします。20分後くらいにもう一度揺れが来てダンゴムシになり、点呼をして外へと非難をする。
 やはり一番大事なのは日頃の保育者と子どもたちとの信頼関係だと感じました。訓練ですが真剣に行う保育者たちの言葉に子どもたちはちゃんと聞いてその通りに行います。子どもたちのいのちを守るには大人だけではできません子どもたちがこの先生たちについていこうと思わなければ成り立ちません。子どもたちが真剣に話を聞いて、誰一人泣き出す子もなく、保育者の手順もしっかりできて、少し安心できました。ただ、災害は忘れたころにやってきます。忘れることなく、備えはしますが、来ないでほしいと願いつつ。でもいつ来てもあわてないよう、子どもたちとの信頼関係、教職員間のチームワークを日頃から育てていかなければと思わせられました。

お祭りごっこ

2020-10-19

 先日、ゆり組さんが小さい組さんたちにお祭りの縁日ごっこをして遊んでくれました。”夜までいっぱい遊ぼう会”で自分たちが遊んで楽しかったことを、伝えたくてやってくれました。カードのくじ引きから景品も自分たちで手作りした、奴さんや風車。準備のところから、みんなへの説明後片付け。さすがゆり組さん!と拍手を送りました。自分たちが楽しんだことを誰かに伝えたいという思いと、それを自分たちで計画し、行っていく。本当に人として必要な、自分たちで考え、実行していく力が育っていると嬉しくなりました。さくら組、もも組、ひよこ組の子たちもゆり組さんの説明をしっかり聞いて遊び、心から喜んでいる姿が伝わってきました。自分のことは自分で、から更に先の周りの人たちの喜びのために何かをする。順調に、それ以上に育っているゆり組さんに感謝です。

お気に入りの服

2020-10-08

 3歳のK君は新しい服を買ってもらいましたが、どうしてもその服が気に入りません。その服を着て機嫌悪く登園していました。ある日、その服がとても大好きになりました。それはその服に自分の好きなキャラクターのアップリケを付けてもらったのです。それからはその服が大好きになりました。
 好きなキャラクターもさることながら、お母さんがそれを付けてくれたことが子どもの精神と成長に大きな影響を与えます。忙しいお母さんがつけてくれたもの。昔はほころびを繕う、穴をふさぐことは当たり前でした。今は手間をかけるより簡単に解決する方法がいくつもあります。
 でも、私たち保育者もよく感じることですが、時間と手間をかけ、そこに心を向けて準備したものはそこにかけたエネルギー以上のものを発揮し、子どもたちに伝わっていきます。お忙しい保護者の方々は大変かもしれません。子どもは簡単に、短時間で成長しません。やはり時間と手をかけることが大事だとあとからわかってきます。どうか今の幼児期にしかできないかかわりを日々の中で意識して大切にしてほしいと思います。できる時で良いです。できないときは自分を責めないでくださいね。

夜までいっぱい遊ぼう会NO4

2020-10-02

 次にはまさみ映画館。いつもと違ってポップコーンもついてる映画館です。ゆり組のお友達は普段の遊びの中でもこのまさみ映画館が大好き!
 映画館をもも組で行っているうちにホールは縁日に大変身!
「しゅてきなしゃてき!」「イカ釣り!」「たこ焼きビンゴ」「ワニワニパニック!」と楽しいゲームが盛りだくさん。シャボン玉やお面等、本物の縁日のように景品もたくさんあります。
 何も知らされずにホールへ出てきた子どもたちの歓声!その驚きを見て準備した保育者たちが観劇するという、信頼関係の中で行き交う思いと思い。遊び始めた子どもたちは間違いなく、十分遊びこみ、心から楽しんでいました。
 夕ご飯はいつも給食を作ってくれている業者さんから届いたカレーライス。子どもたちのお祈りは開口一番に「天の神様!今日、いっぱい遊べてありがとうございます!」それを聞いて私たちも、「子どもたちが楽しんでくれて感謝します。」
 コロナ禍はまだ続きますが、子どもたちの大切な1日1日をあきらめてはいけないと思わせられます。子どもたちの成長のために、手を尽くし、心を尽くして今できることを工夫しながら積み上げていき続けたいと思います。


夜までいっぱい遊ぼう会NO3

2020-10-02

 ゲームやカプラをクリアしたゆり組さんにとうとうカクスカスさんからお手紙が。そして隠されていたタケノコが戻ってきて、更にご褒美のおやつまで!
「みんなあ!ちょっと落ち着いてえ」と子どもたち自身から声が出るほど。嬉しさと驚きでテンションはマックスへ‼‼‼‼‼‼でも、まだまだお楽しみは続きます!
 そしてコロナ感染対策も忘れません!

夜までいっぱい遊ぼう会NO2

2020-10-02

 次はみどり先生の背の高さまでカプラを積むという指令。各グループ真剣に取り組んでいます。すぐに積みあがったグループ。何回も積み方を変えながら積んでいくグループ。子どもたちの真剣さが伝わってきます。

夜までいっぱい遊ぼう会NO1

2020-10-02

 今年はお泊り会がコロナ感染防止の影響からできませんでした。その代わりにと今、”夜までいっぱい遊ぼう会”(子どもたち命名)を行っている真っ最中。保育者たちがお泊り会が経験できない年長組さんに今年ならではの体験をしてもらおうとよく話し合い、準備してきました。物語仕立て?でかくかくすという謎の人物から手紙が来て、その指令をみんなで協力しながらクリアしていくという、ドキドキハラハラの一瞬一瞬。子どもたちのテンションも高く、物語に引き込みながら子どもたち自身の考えや力でこの会をつくり上げていくための工夫をあの手この手で展開させていく保育者たち。この子たちは幸せだなあと。すみません。手前味噌で。

劇団 風の子さん

2020-09-29

 昨日は”劇団 風の子さん”が来てくれました。物語の劇ではなく、”かぜのしっぽ”という身近にある新聞紙やビニール袋が風によってどのようにとぶか?どんな音がするのか? 遊びながら、とてもよく考えられた劇遊び的なものでした。ただ、観て終わるだけではなく、子どもたち自身が遊びに発展できるような内容でした。演じているのはお二人でしたが、60数名の子たちがくぎ付けで集中してその世界を楽しんでいました。
 ステージのうえではなく子どもたちが座っている同じフロアーでホールの真ん中まで使っての演技は全員が一体となったかのようでした。表現の豊かさを目の当たりに観て子どもたちは一人ひとりそれぞれの心の琴線は確実に響いていたと確信できました。人の声、思い、動き、視線やしぐさは言葉以上に相手に伝わるときがあります。聞こえてくる声や音、見えてくる表現以上に子どもたちは感性を刺激されたと思います。このような本物の経験に数多く出会っていけるよう願っています。

お茶の時間

2020-09-25

 いつも年に11回を通してお茶のお点前を習います。子どもに合わせ、できる範囲で行います。難しいことができるようになるというより、日本の伝統的な素晴らしい茶道という文化が子どもたちに伝わることが大切です。何よりもお茶を楽しくおいしく飲むことができればと取り組んできました。
 でも、今年はコロナ感染のため、5月から始めていたものをこの9月にようやくスタートできました。それも、しっかりと熱湯消毒、ソーシャルディスタンス等の中、子どもたちも少しいつもより緊張しつつ、感染予防をしながらのお茶でした。最初は今年はできないかな?とも思いましたが、講師の先生も良く工夫をし、考えてくださり、お茶碗も1人にいち椀。ゴム手を何回も取り換えながらできました。今までの当たり前にできていたことができなくなった時にこそ、どうすればできるのか?考え、工夫をして別の方法、回り道や抜け道を探していける柔軟性が人としての成長にとても大切だと改めて感じました。

運動会を終えて

2020-09-15

 12日(金)に無事、運動会が終わりました。前日まで雨が降り、不安定な予報でしたが、ちょうどよい気温に青空の下、予定通り行えました。
 コロナ禍ではいつもよりも時間短縮のため、種目を減らし、大きい組と小さい組で入れ替えをし、観客席の密を避けました。種目は少なくても、感染防止のための対策や様々な点で配慮、注意すべきところが多く、準備の段階からいつもよりも数倍、会議の時間がかかりました。
 せっかく来ていただいた保護者の皆様には種目が少なくて、物足りない運動会になっているだろうと不安も抱きながらの当日でした。しかし、保護者の皆さんからは、「様々なことが中止をしている中、やってくれただけで本当に感謝です!」
リレーで負けている子に対して「負けてるのに最後まであきらめない子たちに涙しました。」「ずっと泣いてました。感動をありがとうございました。」とそれぞれの言葉に私たちもありがとうございますの思いでいっぱいになりました。
 世界中が初めての経験をしていく中で色々な不自由もありますが、様々な気づきや発見もあります。初めてのことを踏まえながら、不安を持ちながら、周りから支えられ、支えながら新しい生活様式を明るいものとしていけるはずと実感しました。

運動会

2020-09-10

 明日は運動会です。8日は総練習でした。気温は30度を過ぎていました。できるだけ外にいる時間を最小限にすることを考え、熱中症にかからないことに気を付けて行いました。明日はお天気も不安定のようですが、できると信じて準備しています。
 コロナ感染を防ぐために、観客席を区切らせていただき、ご家族は2名までとし、何時もなら父母競技、祖父母競技b、未就園児、卒園生競技と家族みんなで楽しめる運動会を計画しています。しかし、今年は密を避けるために平日に変更をして、会議に会議を重ねてここまで来ました。それでも保護者の皆様には様々な負担や制限を強いなければならず、コロナ禍が多くの事柄に影響していることにここまでくると、開き直るしかないという心境です。
 コロナ対策、熱中症対策を踏まえながらも明日、子どもたちの元気な姿にご家族の方々、私たち教職員ともに励まされる事間違いないと固く信じています。

カプラ

2020-09-07

 ゆり組さんのお部屋でカプラの世界が広がりました。動物園、幼稚園、キャンプ場、タケノコのお家等、それぞれ、思うままに楽しく取り組んでいます。無限にその創造性は広がり、作られたものから更に次々と発想が広がっていきます。
 明日は運動会の総練習。さすがに今年は種目が少なく、準備の時間もいつもより少なく済み、ゆとりがあることは確かです。コロナ禍で様々な不自由や制限がある中で、これからの保育体制や考え方、今までの保育の見直しに多くのことを気づかされています。あくまでも、子どもたちの豊かな成長が育まれることを最優先しながら。

お誕生会

2020-08-24

 今週の水曜日26日は8月生まれのお友達のお誕生会です。誕生日を迎える子が自分が生まれてきたことへの感謝とその存在が祝福され、認められていることが伝わるよう、計画しています。参加する全員の子どもたちが楽しめるように大型絵本や、スライド等保育者がいろいろ考えて計画します。
 この8月の誕生会には先生方で、お手玉、駒回し、けん玉、まりつきと昔遊びを披露します。私はまり付きの担当です。久々にてまり歌に合わせてまりをついてみると、体が動かない!足が上がらない。まりが弾まない!息切れが早い!「いちりとらん。にいりとらん。さんりとらん」と10まで様々なやり方でまりをつくのですが、いち、に、さんまで行けない。子どものころは10までの難しい技を早くできるようになりたくて何回も何回も遊びながら練習をしていたのに。今の体力のなさにショックを受けつつも、子どもの遊びの中には知育、体育とちゃんと備わっていることを改めて自覚しました。若いお母さま方にはなじみのない遊びかもしれません。昔ながらの遊びの中には乳幼児からその発達に合わせて、成長できる様々な物が豊かにあることを、この一見で再度気づかされました。まずは体力作り。遊びは本当に大切な要素を豊かに含んだ大事なものです。この機に更に見直していき、子どもたちと取り組んでいこうと思います。

2学期が始まりました

2020-08-20

 今日から2学期が始まりました。大きな事故やケガ、病気もなく、全員出席でスタートできました。コロナ禍で、様々な制限があり、外出、旅行や海水浴に自由に行ける機会が狭められた夏休みでしたが、園児が無事に元気で登園できたことは何よりも感謝なことです。更に2学期が守られるようにと祈っています。
 休み中に園児用のトイレの蛇口を自動にしました。手をかざせば、水が出てきます。身の回りのものがとても便利?になっています。トイレの蓋、照明、水流も人を感知しただけで開閉したり、ついたりします。(この設備当園にはありません。)これは便利といっていいのか?人間が退化していく一歩ではないかと自動にすることには疑問もありました。でも、昨年から、インフルや感染予防には一番多くの子たちが使うトイレの手洗い場には自動センサーは必要ではないかと、理事会で話し合われていました。そこへコロナがあり、今年、踏み切りました。今までも日常だった子どもたちのいのちを守るための行動は、コロナ終息後も日常になっていくと思います。本当に1日も早い終息を願いつつ。

一学期終了

2020-08-06

 明日で1学期が終了します。今年度は全世界が”コロナ”という課題に向き合い、今も終息に向けて試行錯誤、悪戦苦闘しています。私たちの日常にも大きく影響して、いつ終わるのかわからない不安や感染の恐怖はまだまだ続きます。
 お昼寝から起きてきた4人の3歳児がまだぼんやりしながらも、服を着て靴下をはき、トイレに行って水を飲み、カバンからマスクを出してつけるという流れをなんの違和感もなくしていました。その姿を見て、もうすでに生活の中にコロナが浸透していると実感しました。自分のいのち、友達のいのちを守る行動をできるようになっている子どもたちに感動しつつも、どこか制限されている苦しさを感じました。マスクを外して遊べる日を心から待ち望みつつ。夏休みの無事を心から願っています。

2020-08-06


ラキューのこまやさん

2020-07-27

 1㎝前後の小さな平たいピースを組み合わせて、様々な物を作っているのがラキューブロックです。細かいピースなので、年長組さんが主に取り組んでいます。今は駒づくりに夢中になっています。たくさんの駒ができたので、お店を開き、小さなクラスにも普及するため、お店を開きました。長蛇の列ができてしまい、お店は大繁盛。遊びのところでも、ゆり組さんが小さいクラスのお友達に回し方を教えてあげていました。
 遊びは完成されたおもちゃを与えることよりもそこから様々な思考を重ねて、仲間話し合い、展開していける空間、余裕があることが子どもたちの思考能力やコミュニケーション能力を発展させます。そして、私たちが想像し、仮定した以上のことを考え、展開していきます。子どもたちのその思考能力と行動力を促し、成功感へと導きだすことが子どもの成長のため、大切なことだと考えています。
 作っている子は客の注文を聞き、販売の子は小さい子に扱えるもの、回すところでは丁寧にその年に合わせて教えてあげています。それぞれの適材適所。その日のやりたいところなど、友達と話し合いながら、時には意見をぶつけながら、進めています。日々の保育のこのような積み重ねが子どもたちの心の土台を創っていきます。

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